By SCP編集部 in オーストラリア基本情報
「雄大な大地とその豊かさを物語る動植物」
「独特の風習を持つ原住民と神秘的なエアーズ・ロック」
「どこまでも続く青い海」
「教科書に載っていた真夏のサンタクロース」
オーストラリアという国に対してまず最初に思い浮かぶのは、どんなイメージでしょうか?
世界的なスポーツの祭典で、オセアニアなのにアジアのグループに入っていたり、日本からの渡航時間は長いのに時差はほとんどなかったり、どんな国なのかよく知っているようで知らないオーストラリア。そんな印象を抱く人も少なくないと思います。
日本とオーストラリアの交流の歴史は長く、観光の分野において深いつながりがあるほか、ビジネスの分野でも互いに主要貿易相手国であり、石炭・石油・天然ガスなどが豊富な資源大国オーストラリアから多くの天然資源が輸出されています。オーストラリアから日本への輸入額が3兆円を超えている一方で、日本からも自動車や機械製品などを多く輸出しており、今後も重要な貿易相手国として成長していくことが予測できます。
また、文化や人的交流の面でも日本と深いつながりを持ち、オーストラリア人が抱く日本のイメージとしては、「伝統と文化の香り高い国」や「経済力と先進テクノロジーの国」などが挙げられます。近年のオーストラリアでは、日本のポップカルチャーが若者を中心に人気を博しています。さらに、日本とオーストラリア間では108に及ぶ姉妹都市・友好都市の関係が結ばれており、姉妹校提携は650校にも上ります。こうした交友関係を通じて、スポーツや教育などの分野でも今後ますます緊密な交流が期待されています。
またオーストラリアは、2017年に26年間続く経済成長の世界最長記録を更新するなど、多くのビジネスチャンスを秘める市場として、日本のみならず世界中から注目が集まっています。
オーストラリアには、日本の約20倍の国土の中にさまざまな魅力が詰まっています。そんなオーストラリアへの進出を考える際に、発展し続けるオーストラリアがどのような社会を形成しているか、オーストラリアの基本情報を知ることが大切です。
出典:在日オーストラリア大使館
オーストラリアの概要基本情報
首都:キャンベラ
人口:約2,536万人(2019年1月、出典:豪州統計局)
面積:約769万2000㎢
宗教:キリスト教(42.2%)、無宗教(30.1%)、仏教、イスラム教、ヒンドゥー教、ユダヤ教(出典:豪州統計局)
民族:イングランド人(36.1%)、オーストラリア人(33.5%)、アイルランド人(9.3%)、中国人(5.6%)、イタリア人(4.6%)、ドイツ人(4.5%)
通貨:オーストラリアドル(AU$)
オーストラリアの基本情報① 国旗
出典:オーストラリア首相官邸部
一般公募デザインの中から選ばれ、1903年2月に生まれたオーストラリアの国旗。オーストラリア国旗左上のユニオン・ジャックはイギリスとの歴史的なつながりを、国旗右半分はオーストラリアが南半球に位置することを示す南十字星を、ユニオン・ジャック下の大きな星は連邦を表す七稜星が描かれています。
オーストラリアの基本情報② 季節・気候
オーストラリアは南半球に位置しているため、季節は日本と真逆になります。
春:9~11月/夏:12~2月/秋:3~5月/冬:6~8月
1年を通して穏やかな気候ですが、国土が広大なため、地域によって気温も気候もさまざまです。熱帯性気候の北部は冬でも暖かく、熱帯性気候の南部では四季の変化がはっきりしています。さらに、オーストラリア中心部の砂漠性気候地域では年間を通して雨が少ないのが特徴です。
オーストラリアの基本情報③ オーストラリア各州と主要都市
オーストラリアは6つの州と2つの特別区に分かれています。それぞれの州・特別区では、人口や気候、文化も違い、個性あふれる独自の魅力があります。
オーストラリアの6つの州
クイーンズランド州(QLD)
州都:ブリスベン
人口:約500万人(2019年6月、出典:豪州統計局)
オーストラリア北東部に位置するクイーンズランド州は、オーストラリアで2番目の面積を誇ります。さらに州都ブリスベンはシドニーとメルボルンに続くオーストラリア第3の都市。同州は地方への分散化が進んでおり、他の州に比べて州都への人口集中が比較的少なくなっています。マリンスポーツが有名で、全長2600km以上ある世界最大のサンゴ礁であるグレート・バリア・リーフや、サーファーズ・パラダイスとも呼ばれているゴールドコーストなど毎年多くの観光客が訪れます。美しい海と強い陽ざしに恵まれており、別名「サンシャイン・ステート」とも呼ばれています。
ニュー・サウス・ウェールズ州(NSW)
出典:sydney.com
州都:シドニー
人口:約800万人(2019年1月、出典:豪州統計局)
オーストラリア南東部に位置し、国内の3分の1の人口を擁する州。州都のシドニーは、オーストラリアの玄関口として各種産業が盛んに行われており、ビジネスが展開される経済の中心部として発展しています。オーストラリア全体のサービス業の収益、約33%をニュー・サウス・ウェールズ州が占めています。
夏には海水浴やマリンスポーツ、冬にはスキーが体験できる他、シドニー郊外には世界遺産やワイナリーなどがあり、オーストラリアの中でも多種多様な特色を持ちます。またニュー・サウス・ウェールズ州の中でもシドニーは、ヨーロッパからの移民がオーストラリアで初めて入植した街であり、シドニーには歴史的な建物がさまざまな場所に数多くの残っています。
ビクトリア州(VIC)
州都:メルボルン
人口:約660万人(2019年1月、出典:豪州統計局)
オーストラリア東南部に位置し、国土全体に占める割合はわずか3%。しかし人口はオーストラリアの中で2番目に多く、人口密度が一番高い州です。
州都のメルボルンは1850年代のゴールドラッシュ時期の面影を残しており、近年ではアートやカフェ、ファッション、スポーツなどオーストラリア文化の中心地として有名で「世界一住みやすい街」としても選ばれています。
タスマニア州(TAS)
出典:タスマニア州を発見
州都:ホバート
人口:約50万人(2019年1月、出典:豪州統計局)
オーストラリア本土からみて南東部に位置している離島で、オーストラリア最小の州です。本土からは飛行機やフェリーで移動します。1642年に探検家アベル・タスマンが訪問し、彼の名にちなんで命名されました。
気候は冷温帯性で夏でも涼しく、冬はかなり冷え込みます。全体の約40%が、国立公園や自然保護地域として認定されるほど自然豊かな地域で、タスマニアデビルやウォンバットなどの野生動物も有名です。
南オーストラリア州(SA)
州都:アデレード
人口:約170万人(2019年1月、出典:豪州統計局)
オーストラリアの中でも比較的日本に近い気候で、1年を通して過ごしやすい地域です。
州都アデレートはオーストラリアで2番目に古い街で、「1人あたりのレストラン数がオーストラリアで一番多い街」と称されるほど、美食の街としても知られています。
オーストラリアワインの産地バロッサ・バレーが近いため多くのワイナリーを持ち、野生動物の宝庫のカンガルー島など、観光地も多くあります。
西オーストラリア州 (WA)
州都:パース
人口:約260万人(2019年1月、出典:豪州統計局)
オーストラリア最大の州で、本土の約3分の1を占めています。1年を通して温暖な気候ですが、その広大さゆえに地域によって気候が大きく異なり、州都パースは5~8月までが雨期、北部は12~2月が雨期にあたります。
中心街は古い町並みと近代的な建物が融合し、市街地には豊かな自然が残っています。鉱業が盛んで、同州はオーストラリア鉱業収益の50%以上を有しています。
2つの特別地区
首都特別地域(ACT)
州都:キャンベラ
人口:約42万人(2019年1月、出典:豪州統計局)
州都かつオーストラリアの首都であるキャンベラは、首都を造るために建設された計画都市で、行政の中心地として機能しています。
オーストラリアいちとも言われる教育水準の高さを誇り、多くの研究機関が存在します。歴史深い都市と自然が調和している魅力的な街並みです。
ノーザンテリトリー(NT)
州都:ダーウィン
人口:約24万人(2019年1月、出典:豪州統計局)
オーストラリア北部に位置する準州。州都ダーウィンは第2次世界大戦の戦場となった街で、日本との歴史的背景を持つ地域です。
自然豊かなオーストラリアの中でも国立公園が数多く存在し、世界最大の一枚岩として有名なウルル=カタ・ジュタ国立公園もあります。乾季(5~11月半ば)と雨季(11月後半~4月)の二季しかなく、1~3月の降水量は月間300mmを超えます。
出典:天気と気候
オーストラリアの基本情報④ 時差(オーストラリア時間と日本時間の時差)
オーストラリアには3つの時間帯が存在します。
東部(QLD、NSW、VIC、TAS、ACT):+1時間
中部(SA、NT):+0.5時間
西部(WA):ー1時間
オーストラリアでは地域によってサマータイム(デイライト・セービング・タイム)が実施されています。夏は日照時間が長い時は14時間以上となり、それを利用して電力消費を抑えるために採用されています。期間中は実施地域の通常の時間に+1時間されます。
期間:10月の第1日曜日(2:00am)~翌年4月の第1日曜日(3:00am)
実施地域:NSW、VIC、TAS、SA、ACT
オーストラリアの基本情報⑤ 歴史
ヨーロッパから移民が入植するまで、アボリジニなどのオーストラリアの先住民が地域ごとに異なる生活や文化、信仰を持って暮らしていました。
1770年にイギリス人のキャプテン・クックがエンデバー号で東海岸に上陸し、オーストラリアをイギリス領として宣言しました。その後、イギリス人が入植し、流刑者を送り込みながらオーストラリアの植民地を6つに拡大させました。
1901年にイギリス議会は、6つの英国植民地を州とする連邦の成立を承認し、オーストラリア連邦が発足、自治国となりました。
19世紀のゴールドラッシュに伴いアジア系の移民が急増したこともあり、先住民アボリジニ文化と西洋文化、アジア文化が調和した多文化国家が生まれました。
1956年にはメルボルン・オリンピック、2000年にはシドニー・オリンピックが開催され、多民族国家として成長して現在に至ります。
オーストラリアの基本情報⑥ 政治体制・内政
出典:国会議事堂
オーストラリアの政治は基本的に日本と同じ体制をとっていて、立憲君主制です。日本の天皇に当たる元首は、イギリス植民地時代の名残でイギリスのエリザベス女王をオーストラリアの元首としています。
連邦議会も日本と同じ二院制で、上院と下院に分かれています。上院には各州と特別区から選ばれた76人(12人/州と2人/特別区)が、下院には小選挙区から選ばれた150人が議員として議会に参加しています。オーストラリアは連邦制国家のため、連邦議会の立法権限は、憲法により外交、防衛、貨幣、通貨などの特定の事項に限定されており、そのほかの立法に関しては州が権限を持っています。
現首相は自由党のスコット・モリソン氏、現外務大臣は自由党のマリズ・ペイン氏です。連邦議会内では自由党と労働党の二大政党制です。
オーストラリアの基本情報⑦ 経済
前述した通りオーストラリアの経済成長は26年間続いており、さらには、2018年度の国内総生産成長率(GDP Growth Rate)は2.9%で、今後も安定した経済成長が期待されます。
オーストラリアの主要産業は以下の通りです。
第一次産業 2.6%:農林水産業(2.6%)
第二次産業 23.4%:鉱業(6.4%)、製造業(6.3%)、建設業(8.1%)、など
第三次産業 74.0%:卸売・小売業(9.2%)、運輸・通信業(8.0%)、金融・保険業(9.5%)、専門職・科学・技術サービス(7.4%)など
出典:外務省
またそのほかのデータは以下です。
GDP成長率
オーストラリアでの平均収入の上昇に伴い、2018年のGDP成長率は2.9%になりました。年々成長率は落ち着いてきているものの、安定して成長することが見込まれています。
出典:オーストラリア準備銀行
消費者物価上昇率
消費者が財またはサービスを購入する段階での物価変動を示す消費者物価指数は、オーストラリアでは2017〜2018年の間で2.1%上昇しました。こちらも平均収入や雇用率の上昇により、今後も上昇することが予想されます。
平均所得/週(フルタイム)
2019年3月までの1年間で平均3.0%上昇しており、こちらも経済成長に伴い年々上昇しています。
出典:豪州統計局
失業率
2020年1月現在の失業率は5.2%となっています。グラフから分かるように、失業率は年々減少傾向にあります。
グラフ左:失業率 グラフ右:オーストラリア国内雇用者数
出典:豪州統計局
貿易国、貿易量
貿易総額 7,986億豪ドル (1)中国24.4% (2)日本9.7% (3)米国8.8%
輸出 4,032憶豪ドル (1)中国30.6% (2)日本12.% (3)韓国5.9%
輸入 3,954憶豪ドル (1)中国18.0% (2)米国12.3% (3)韓国7.3%
主要貿易品目
輸出:鉄鉱石(15.2%)、石炭(15.0%)、教育関連旅行サービス(8.0%)
輸入:個人旅行サービス(10.7%)、乗用車(5.9%)、精製油(5.5%)
出典:外務省
オーストラリアの基本情報⑧ オーストラリアと日本の関係
地理的に近いこともあり、経済や政治、文化など多面的に良好な関係を築いているオーストラリアと日本。特に文化面では、日本語学習者が前回調査2015年度から13%増加し、2019年には約40万人にのぼりした。小学校から第二ヶ国語科目として日本語教育を取り入れる学校も年々増えており、日本の地方自治体とオーストラリアの間では109の姉妹都市提携がされています。
出典:JAPAN FOUNDATION
経済面では、日本から見てもオーストラリアは最大貿易相手国のひとつとなっています。そんな経済パートナーであるオーストラリアとは、2015年から日豪経済連携協定を結んでいます。この協定はエネルギーや鉱物資源、食料の安定供給を強化を目的としています。
出典:外務省
そのほかの日豪間条約・取極は以下です。
航空協定(1956年)、通商協定(1957年、改正1964年)、漁業協定(1968年)、査証取極(1969年)、租税(所得)協定(1970年、2008年)、原子力平和利用協力協定(1982年)、文化協定(1976年)、友好協力基本条約(1977年)、200海里漁業協定(1979年)、科学技術協力協定(1980年)、渡り鳥等保護協定(1981年)、租税条約(改正、2009年)、社会保障協定(2009年)、物品役務相互提供協定(2010年,2017)、情報保護協定(2012年)、防衛装備品及び技術の情報に関する協定(2014年)、経済連携協定(2015年)
出典:外務省
オーストラリアの基本情報⑨ オーストラリア発日本行き路線スケジュール
2019年9月の訪日外国人旅行者数はラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の影響もあり、227万3千人(前年同月比5.2%増)でした。(2019年9月日本政府観光局発表)
オーストラリアからの訪日観光客は6万人(前年同月比24.4%増)で、9月としては過去最高の数字を叩き出しました。また、2019年1月~9月の累計旅行者数は約44万人であり、伸び率は11.9%と好調です。
訪日オーストラリア人はさらに増加する見込みですが、これに拍車をかけるのが2020年夏ダイヤから拡大するオーストラリア-羽田間の発着枠です。
日本側企業には日本航空(JAL)とANA(全日本空輸)が1枠ずつ獲得。JALは現在運航しているメルボルン-成田線を羽田空港へ移管、ANAはシドニー-羽田線を増設し、ダブルデイリー化する予定です。
オーストラリア側企業にはQANTASと日本に初就航するVirgin Australiaに1枠ずつ割り当てられ、Virgin AustraliaはANAとのコードシェアでブリスベン-羽田線を開設。QANTASはシドニー-羽田線をダブルデイリー化もしくはメルボルン-成田線を成田空港から移管します。
2019年には約62万人(前年比12.6%増)のオーストラリア人が訪日。今後もオーストラリア-日本路線の増設や東京オリンピック・パラリンピック開催などオーストラリアからのインバウンドにますます期待が寄せられます。
<オーストラリア発日本行き路線一覧>
※2020年3月28日までのスケジュール
オーストラリアの基本情報⑩ 言語・民族
オーストラリアは、人口の約半分がオーストラリア以外の国出身、または少なくとも両親のうち1人が海外出身という多民族国家です。
およそ200カ国の人々がオーストラリアで生活しており、それに伴い公用語である英語以外の言語を話せる人口が多いというわけです。オーストラリアの全人口のうち8.3%が北京語、3.5%が広東語、3.1%がベトナム語を家庭内の言語として話されています。さらに、オーストラリア生まれの12人に1人は英語以外の言語を話せるなど多文化・多民族国家ぶりが見てとれます。
出典:豪州統計局
オーストラリアの基本情報⑪ 教育システム
オーストラリアでは日本でいう小学1年生(Year 1)から高校1年生(Year 10)までが義務教育です。さらに大学や専門学校に進学を希望する場合は、そのまま日本でいう高校2年生(Year 11)に進みます。
オーストラリアの教育システムは以下の3つに分かれています。
①プライマリースクール(小学校)は幼稚園生(通称キンディ(Kindergarten)から小学6年生(Year 6)までの教育。
②セカンダリースクールは、中学校1年生(Year 7)から高校1年生(Year10)までの教育。
③シニアセカンダリースクールは、高校2年生(Year 11)と高校3年生(Year 12)の教育。またオーストラリアでハイスクール(High School)は、基本的に中学校1年生から高校3年生までの教育をしている学校のことを指します。
専門学校や大学、大学院への進学も多く、オーストラリアに住む20歳から64歳の約68%が専門学校以上の高等教育を受けています。
出典:豪州統計局
オーストラリアの基本情報⑫ 休暇期間(スクールホリデー)
オーストラリアは、他国と比較しても長期的な休暇を取得する文化が根付いていると言われています。小学校・中学校・高等学校では、州ごとに4ターム(学期)の授業期間が定められ、それぞれのターム間に設けられている休暇期間(スクールホリデー)に合わせて休暇を取るオーストラリア人が多いです。
2020年度のオーストラリア全土に共通するスクールホリデー期間を表にまとめました。スクールホリデー④が、いわゆるサマーバケーションと言われる夏季休暇期間にあたります。
スクールホリデー① | 4月10日(金)~4月26日(日) |
スクールホリデー② | 7月4日(土)~7月19日(日) |
スクールホリデー③ | 9月26日(土)~10月11日(日) |
スクールホリデー④ | 12月19日(土)〜2021年1月26日(火) |
※ホリデー①に関しては州ごとに時期が大幅にずれているため、最も多くの州に共通する時期を記載。
オーストラリアの基本情報⑬ チップ
米国では一般的なチップですが、オーストラリアでは払わないことがほとんどです。しかし、お店のサービスが良かったり、ホテルのルームサービスなどの特別なサービスを受けた場合は、気持ちとして渡す場合があります。
オーストラリアの基本情報⑭ 名物・お勧め料理
オーストラリアの国民食といえばミートパイ。オーストラリアの街を歩いていると、さまざまな場所にミートパイのお店を見つけることができます。また定番のティムタムやベジマイトもオーストラリアの家庭でよく食べられています。
おみやげにオススメなのがオーストラリアワイン。オーストラリアならではの広大な土地を生かし作られたワインは生産量・輸出量ともに世界トップクラスです。特に代表的な品種はシラーズです。
オーストラリアの基本情報⑮ 電圧・周波数・プラグタイプ
オーストラリアの電圧・周波数・プラグタイプは以下です。
電圧:220~240V
周波数:50Hz
プラグタイプ:I(O)タイプ
電圧とプラグタイプが日本とは違うので、日本の電化製品を使用したい場合は、変圧器または変換プラグが必要です。
オーストラリアの基本情報⑯ 飲み水
オーストラリアの水道水は基本的に飲むことができますが、地域によって水の硬度が変わったり、水道水ではなく地下水やタンクに貯めた雨水を使用している家庭もあります。
心配であれば一度沸騰させたり、ミネラルウォーターを購入した方がよいとされています。
以上がオーストラリアの基本情報です。オーストラリアについて少しはイメージがつきましたでしょうか。今後オーストラリア市場に進出していく場合には、上記のような基本情報を把握しながら、より具体的な施策を検討してみてはいかがでしょう。
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