[クライアント]

日本畜産物輸出促進協議会

[実施期間]

シドニー 2023年1月30日（月） ブリスベン 2023年2月2日（木）

[プロジェクトの背景]

日本の農林水産物や食品の輸出額は年々増加傾向にあり、日本政府は2025年に2兆円、2030年に5兆円の輸出目標を設定。世界有数の畜産大国であり、今後の輸出拡大が期待できるオーストラリアにおいて、現地の食肉業者、レストラン関係者やメディア向けに、日本産和牛の高品質と魅力を啓蒙する日本産和牛セミナーを開催。

[タスク]

人口の集中する東海岸側の2都市（シドニー・ブリスベン）での開催に伴い、各イベント会場の設計、施工、備品調達に加え、会場側シェフと連携し、それぞれの部位に適した方法で調理された4品の和牛肉料理を提供するイベントの現場運営を担当。参加者の集客、招待状作成・送付や出欠管理なども担い、両会場あわせて157名（シドニー88名、ブリスベン69名）の業界関係者集客した。

[結果]

和牛セミナーでは、日本産和牛の魅力を伝える講習およびカッティングデモが披露され、その特徴や調理活用方法などを発信。日本から招聘したカッティングの第一人者による日本産和牛の特徴や豪州産WAGYUとの違いなどのプレゼンテーションと緻密なデモンストレーションとともに参加者は試食を堪能した。質疑応答では、多種多様な質問が飛び交い、その後のネットワーキングでは協議会会員と参加者が活発に情報交換する様子が見られるなど、オーストラリアにおける日本産和牛に対する関心の高さを改めて伺うことができ、今後の輸出推進への一助となることが期待されている。