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オーストラリアの基本情報まとめ

By SCP編集部 in オーストラリア基本情報

オーストラリアという国に対して最初に思い浮かぶのは、どんなイメージでしょうか?

“雄大な大地とその豊かさを物語る動植物”
“独特の風習を持つアボリジナルの人々と、神秘的なウルル”
“どこまでも続く青い海”、“真夏のサンタクロース” …

漠然とした印象は浮かんでも、具体的なことは知らない国。そんな印象を抱く人も少なくないと思います。日本とオーストラリアは文化や人的交流の面で深いつながりがあり、訪日観光客数は右肩上がりに増えています。特に2023年から2024年の増加率は50.1%にのぼり、2025年には訪日オーストラリア人観光客数が100万人を突破しました。

ビジネス分野でも日本とオーストラリアは強固に関わり合っていて、日本はオーストラリアから石炭・鉄鉱石・天然ガスなどの天然資源を輸入しています。これらの輸入総額は5兆円を超える一方、日本からも自動車や機械製品などを多く輸出しており、互いに主要な貿易相手国だと言えます。オーストラリアはこの40年ほどで人口が約2倍近く増加し、GDPは1992年以降プラス成長を達成し続けています。(世界的に落ち込んだ2020年のコロナショックを除く) 自然のイメージが強いオーストラリアですが、経済や政治、国民性など、さまざまな面から改めて基本事項を確認してみましょう。

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オーストラリアの基本情報

首都:キャンベラ
人口:約2754万人
面積:約768万8287㎢(日本の約20倍)
宗教:キリスト教(43.9%)、無宗教(38.9%)、仏教(2.4%)、イスラム教(3.2%)、ヒンドゥー教(2.7%)
民族:オーストラリア系(44.9%)、イングランド系(36.1%)、アイルランド系(10.7%)、スコットランド系(8.6%)、中国系(5.5%)、ドイツ系(4.8%)、インド系(3.1%) など
通貨:オーストラリアドル 1ドル=約99円(2025年10月)
国旗:左上のユニオン・ジャックはイギリスとの歴史的なつながりを示している。右半分には南十字星、左下には連邦を表す七稜星が描かれている。

※人口は2025年3月時点、宗教・民族は2021年の国税調査より引用(出典:ABS/オーストラリア統計局

※民族は2021年の国税調査で「祖先について」という項目で申告したデータによる。複数申告が可能なため、合計が100%を超えている。「オーストラリア系」を選んだ人は、先住民族のほか、「長くオーストラリアに住んでいる」という意味合いで選んでいるケースが多い。

気候

オーストラリアは南半球に位置しているため、季節は日本と真逆になりますが、国土が広大なため、地域によって気温も気候もさまざまです。熱帯性気候の北部は冬でも暖かく、温帯性気候の南部では四季の変化がはっきりしています。また、オーストラリア中心部は年間を通して雨が少ない砂漠性気候、ブリスベンなど東海岸地域は温暖湿潤の亜熱帯性気候とそれぞれ異なっているので、訪れる際は地域を確認する必要があります。

時差

オーストラリアには3つの時間帯が存在します。

東部(QLD、NSW、VIC、TAS、ACT):+1時間
中部(SA、NT):+0.5時間
西部(WA):ー1時間

夏の日照時間は長い時で14時間以上にのぼるため、地域によっては、電力消費を抑える目的でサマータイム(デイライト・セービング・タイム)が実施されています。期間中は実施地域の通常の時間に+1時間されます。
※期間は10月の第1日曜日(2:00am)~翌年4月の第1日曜日(3:00am)。実施地域はNSW、VIC、TAS、SA、ACT。

人口

オーストラリアの経済成長の原動力のひとつが、人口増加による内需型第三次産業(サービス業)の拡大です。2024年のオーストラリアの人口は約2750万人で、その数は日本の人口と比べると5分の1程度ですが、下のグラフを見ると、オーストラリアの人口がこの40年ほどで約2倍近くに増加しているのがわかります。

<オーストラリアの年代別・性別人口推移>

(出典:ABS/オーストラリア統計局

この著しい人口増加の背景には、オーストラリアの移民政策があります。高度な技術を持つ移民を積極的に受け入れることで労働力を増やす一方、彼らはまた消費者としても経済の活性化を後押しするので、長期的な内需の拡大につながっています。

現在約2754万人が住むオーストラリアですが、2050年には人口が3800万人に達すると予測されています。

言語

オーストラリアは多民族国家で、およそ200カ国の人々がオーストラリアで生活しています。それに伴い公用語である英語以外の言語を話せる人口が多く、マンダリン(2.7%)、アラビア語(1.4%)、ベトナム語(1.3%)、広東語(1.2%)など、4〜5人に1人は家庭で英語以外の言語を話しています。

日本語に関して言うと、オーストラリアでは日本語を第二言語として学ぶ学校が少なくありません。1990年代からアジア言語教育を推進してきたこと、教師など導入しやすい環境が整っていたこともあり、日本語話者は多くないものの、現在も日本語は身近な言語として捉えられています。

(出典:ABS/オーストラリア統計局

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各州と主要都市

オーストラリアは6つの州と2つの特別区に分かれています。人口や気候、文化も違い、個性あふれる独自の魅力があります。

ニュー・サウス・ウェールズ州(NSW)

州都:シドニー
人口:約858万人

オーストラリア南東部に位置し、国内の約3分の1の人口を擁します。州都のシドニーはオーストラリアの玄関口として各種産業が活発で、経済の中心部として発展しています。特にサービス業が盛んで、オーストラリア全体におけるサービス業の収益のうち約3割をニュー・サウス・ウェールズ州が占めています。

夏には海水浴やマリンスポーツ、冬にはスキーができるほか、シドニー郊外には世界遺産やワイナリーなどがあり、オーストラリアの中でも多種多様な特色を持ちます。またシドニーはニュー・サウス・ウェールズ州の中でもヨーロッパからの移民が初めて入植した街であり、歴史的な建物が数多く残っています。

ビクトリア州(VIC)

州都:メルボルン
人口:約705万人

オーストラリア東南部に位置し、国土全体に占める割合はわずか3%というビクトリア州。しかし人口はオーストラリアの中で2番目に多く、人口密度が最も高い州です。

州都のメルボルンは1850年代のゴールドラッシュ時期の面影を残しており、近年ではアートやカフェ、ファッション、スポーツなどオーストラリア文化の中心地として有名で「世界一住みやすい街」にも選ばれています。

クイーンズランド州(QLD)

州都:ブリスベン
人口:約565万人

オーストラリア北東部に位置するクイーンズランド州は、オーストラリアで2番目の面積を誇り、州都ブリスベンはシドニーとメルボルンに続くオーストラリア第3の都市です。同州は地方への分散化が進んでおり、他州と比べてると州都への人口集中が緩やかです。2032年のオリンピック・パラリンピック開催地でもあります。

マリンスポーツが有名で、全長2600km以上ある世界最大のサンゴ礁・グレート・バリア・リーフや、ゴールドコーストのサーファーズ・パラダイスなどに多くの人が訪れています。美しい海と強い陽ざしに恵まれており、クイーンズランド州は別名「サンシャイン・ステート」とも呼ばれています。

西オーストラリア州(WA)

州都:パース
人口:約303万人

国土全体のおよそ3分の1を占める、オーストラリアで最も広い州です。1年を通して温暖な気候ですが、その広大さゆえに地域によって気候が大きく異なり、州都パースは5~8月までが雨季、北部は12~2月が雨季にあたります。

市街地は古い町並みと近代的な建物が融合し、かつ豊かな自然が残っています。鉱業が盛んで、西オーストラリア州はオーストラリア鉱業収益の55%を有しています。

南オーストラリア州(SA)

州都:アデレード
人口:約190万人

オーストラリアの中でも比較的日本に近い気候で、1年を通して過ごしやすい地域です。

州都アデレードはオーストラリアで2番目に古い街で、「ひとり当たりのレストラン数がオーストラリアいち」と称されるほど、美食の街としても知られています。

オーストラリアワインの産地バロッサ・バレーが近く、多くのワイナリーがあり、野生動物の宝庫・カンガルー島など、観光地も多くあります。

タスマニア州(TAS)

州都:ホバート
人口:約58万人

オーストラリア本土から見て南東部に位置している離島で、オーストラリア最小の州です。本土からは飛行機やフェリーで移動します。1642年に探検家アベル・タスマンが訪問し、彼の名にちなんで命名されました。

気候は冷温帯性で夏でも涼しく、冬はかなり冷え込みます。島全体の約36%が、国立公園や自然保護地域として認定されるほど自然豊かな地域で、タスマニアデビルやウォンバットなどの野生動物も有名です。

首都特別地域(ACT=Australian Capital Territory)

州都:キャンベラ
人口:約48万人

オーストラリアの首都であるキャンベラは、首都を造るために建設された計画都市で、行政の中心地として機能しています。

オーストラリアいちとも言われる教育水準の高さを誇り、多くの研究機関が存在しています。

ノーザンテリトリー(NT=Northern Territory)

州都:ダーウィン
人口:約26万人

オーストラリア北部に位置する準州。州都ダーウィンは第2次世界大戦の戦場となった街で、日本との歴史的背景を持つ地域です。

自然豊かなオーストラリアの中でも国立公園が数多く存在し、世界最大の一枚岩として有名なウルル=カタ・ジュタ国立公園もあります。乾季(5~11月半ば)と雨季(11月後半~4月)の二季しかなく、1~3月の降水量は月間300mmを超えます。

歴史

ヨーロッパから移民が入植するまで、オーストラリアではアボリジナルピープルやトレス海峡諸島民などの先住民族が地域ごとに異なる生活や文化、信仰を持って暮らしていました。

1770年にイギリス人のキャプテン・クックがエンデバー号で東海岸に上陸し、イギリス領として宣言した後、入植を進め、植民地を6つに拡大させました。1901年にイギリス議会が6つの英国植民地を州とする連邦の成立を承認したことでオーストラリア連邦が発足、自治国となりました。

19世紀のゴールドラッシュに伴いアジア系の移民が急増したこともあり、先住民文化と西洋文化、アジア文化が調和した多民族国家が生まれ、現在まで成長を続けています。

1956年にはメルボルンオリンピック、2000年にはシドニーオリンピック・パラリンピックが開催され、2032年にはブリスベンで夏季オリンピック・パラリンピックが開催されることが決定しています。

国民性

オーストラリア人の国民性を語る際には“Fair Go”(フェア・ゴー/平等意識)と“Mateship”(マイトシップ/仲間意識)への理解が欠かせません。前者は自由の尊重、宗教的寛容、男女平等など誰もが平等に暮らすべきという考え方で、後者は常に助け合うことを大切にするオーストラリアの人々の価値観のことを言います。オーストラリアの人々には、マイト=友達を大事にし、見知らぬ人であっても「これから出会う仲間」にすぎないという考え方が根付いており、結束を重んじています。

またこうした意識は「多様な文化を尊重し、平等に扱う」という多文化主義につながっています。各国の伝統イベントをともに祝ったり、旅行でローカル文化を体験したりと、積極的にほかの文化に触れ、尊重し合います。ほかにもアウトドアアクティビティを好む傾向、家族と過ごす人が多いなど「自然志向」「家族志向」なことも留意しておくべきでしょう。

政治

オーストラリアはイギリス国王を国家元首とした立憲君主制をとっています。ただし国王は政治的権力をほとんど持たない象徴的な存在であり、政府を率いて政策を実行するのは首相です。二院制による議会制民主主義と、各州が強い権限を持つ連邦制を同時にとることで、安定したバランスの良い政治体制を実現しています。

選挙は強制投票制度がとられており、18歳以上の市民は選挙に行くことが義務化されています。

経済

<オーストラリアおよびG7の経済成長率の推移>

(出典:IMF 国際通貨基金「World Economic Outlook Database, October 2024」

上のグラフは、2000年から2024年までのオーストラリアおよびG7(先進7か国:アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ)の前年比経済成長率の推移を表しています。これによるとオーストラリアのGDPは、2020年のコロナショックを除き、1992年以降プラス成長を達成し続けており、今後も安定した成長が見込まれています。

このGDPの7割以上を占めているのがサービス業です。輸出面では天然資源が中心的な役割を担っていますが、都市部の経済においては、金融、教育、観光、医療・福祉などの第三次産業が中心となっています。

労働市場としては、高賃金・低失業率、さらにワークライフバランスを大切にする文化があり、労働者にとっては非常に働きやすい環境にあります。政府財政は比較的健全であり、長期的に安定していると言えます。

生活

教育システム

オーストラリアでは、日本で言う小学1年生(Year1)から高校1年生(Year10)までが義務教育です。さらに大学や専門学校に進学を希望する場合は、そのまま日本で言う高校2年生(Year11)に進みます。オーストラリアの教育システムは以下の3つに分かれています。

①プライマリースクール(小学校):幼稚園生(通称キンディ/Kindergarten)から小学6年生(Year6)までの教育。
②セカンダリースクール:中学校1年生(Year 7)から高校1年生(Year10)までの教育。
③シニアセカンダリースクール:高校2年生(Year 11)と高校3年生(Year12)の教育。

オーストラリアで言うハイスクール(High School)は、基本的に中学校1年生から高校3年生までの教育をしている学校のことを指し、卒業後は専門学校や大学、大学院への進学も多くなっています。

スクールホリデー

オーストラリアの小学校・中学校・高等学校では通常、4ターム制(学期)が採用されており、それぞれのターム間に休暇期間(スクールホリデー)が設けられています。2026年度のニュー・サウス・ウェールズ州のスクールホリデー期間は以下の通りです。

スクールホリデー① 4月7日(火)~4月17日(金)
スクールホリデー② 7月6日(月)~7月17日(金)
スクールホリデー③ 9月28日(月)~10月9日(金)
スクールホリデー④ 12月18日(月)~2027年2月4日(水)

(参考:NSW Government. “NSW school holidays”

※実際には、上記期間前後に土日を加えた16日間程度(④は44日間程度)がホリデー期間となります。

※そのほかの州は、数日~最大数週間のずれがありますが、年末年始を含め計4回あるという点は変わりません。家族連れのオーストラリア人は、子供たちの学校が休みとなる上記期間に旅行を計画する傾向があります。特にスクールホリデー④はサマーバケーションにあたり、他の休暇期間よりも長く、休みも取りやすいため、長期旅行に出かける家庭が多いでしょう。さらにこの時期は日本のスキーシーズンとも重なるため、訪日するオーストラリア人の数が一年で最も多くなっています。

 

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チップ

米国では一般的なチップですが、オーストラリアでは払わないことがほとんどです。しかしお店のサービスが良かったり、ホテルのルームサービスなどの特別なサービスを受けた場合は、気持ちとして渡す場合があります。

おすすめ料理

オーストラリアの国民食といえばミートパイ。オーストラリアの街を歩いていると、さまざまな場所にミートパイのお店を見つけることができます。また、おみやげの定番・ティムタムやベジマイトもオーストラリアの家庭でよく食べられています。

オススメなのがオーストラリアワイン。オーストラリアならではの広大な土地を生かし作られたワインは生産量・輸出量ともに世界トップクラスです。

電圧・周波数・プラグタイプ

電圧:220~240V
周波数:50Hz
プラグタイプ:I(O)タイプ

電圧とプラグタイプが日本とは違うので、日本の電化製品を使用したい場合は、変圧器または変換プラグが必要です。

飲料水

オーストラリアの水道水は基本的に飲むことができますが、地域によって水の硬度が変わったり、水道水ではなく地下水やタンクに貯めた雨水を使用している家庭もあります。心配であれば一度沸騰させたり、ミネラルウォーターを購入した方がよいとされています。

日本との関係

地理的に近いこともあり、日本とオーストラリアは経済や政治、文化など多面的に良好な関係を築いています。特に文化面での関わりは深く、現在オーストラリア国内で日本語を学ぶ人は約40万人と言われています。第二外国語科目として日本語教育を取り入れる学校も増えており、日本の地方自治体とオーストラリアの間では107の姉妹都市・友好都市提携がされています。

経済面では、日本とオーストラリアは互いに主要貿易相手国のひとつとしてビジネスチャンスを広げています。2015年からは日豪経済連携協定を結び、エネルギーや鉱物資源、食料の安定供給を目的として関税コストの削減や投資促進などを行っています。

インバウンドへの影響

<年別訪日オーストラリア人数>

(出典:日本政府観光局(JNTO) 2024年「訪日外客統計」

上のグラフは、2014年から2024年の10年間に、オーストラリアから日本を訪れた人数の推移を表したものです。これを見ると、訪日オーストラリア人の数はコロナショックによる渡航制限で2020年、2021年は大幅に減少しましたが、2022年以降は増加の一途をたどり、2025年は100万人を超えました。有利な為替レートや、オーストラリア国内で続く日本食・日本文化ブーム、ウィンタースポーツ人気など背景には様々な理由があり、それらが複合的に働いています。

さらにこの動きを後押ししているのが、オーストラリア-日本間の直行便の増加です。2025年現在、オーストラリアから日本に向かう直行便は週に90本以上あり、シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、ケアンズの5都市から、羽田、成田、関空へ向け、各航空会社から直行便が就航しています。時差が数時間しかないため、夜行便を選べば翌朝には東京に到着するのも魅力のひとつ。訪日するオーストラリア人観光客のほとんどが、直行便を利用して日本に来ています。

 

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訪日オーストラリア人の特徴

滞在日数が長い

<訪日オーストラリア人の滞在日数>

(出典:観光庁

上の円グラフから、過半数の人が日本に2週間以上滞在していることがわかります。オーストラリアはバケーション制度が充実していて、比較的長期休暇を取得しやすい環境が整っていることや、『モノ』より『コト』消費を重視する傾向があることから、このような結果になっていると考えられます。

若い世代が多い

<年齢別 訪日オーストラリア人の割合>

(出典:観光庁

訪日するオーストラリア人は20代から一気に増え、家庭・仕事ともに落ちついてくる50代でも増加傾向が見られます。30代にあたるミレニアル世代はデジタルネイティブと言われ、旅行する際の情報収集に長けているほか、グローバルな視点を持ち、自分から発信することも得意です。

消費力が高い

日本に観光・レジャー目的で訪れる外国人観光客のうち、1人当たりの旅行支出が多い上位5カ国は、オーストラリア、イギリス、イタリア、フランス、スペインです。第1位のオーストラリアは総額40万円超と、平均金額の22万3540円と比べると約2倍。2位以下にヨーロッパ各国が続くなか、オーストラリアは訪日外国人の中でも、屈指の消費力を誇る国であることがわかります。

それでは彼らが何にお金を使っているのか、旅行支出の内訳を見てみましょう。

 

(出典:観光庁

消費の詳細を見ると、「娯楽・サービス費」に最も多く支出しているのはオーストラリアであり、2位のイギリスと比較しても、その差は約1万円。これはオーストラリア人が高付加価値消費(『コト』消費)を好むことと関係しています。深く旅行を楽しみたいオーストラリアの人々にとって、興味深い情報や珍しい体験は、遠さや金額を差し引いても足を運びたいと思わせるものなのでしょう。

そのほか、宿泊料金、飲食費についても、オーストラリアは世界各国の中で2位の消費額となっています。これは前述のとおり、滞在日数の長さと、宿泊・飲食体験にこだわりたいという価値観が表れています。『コト』消費への出費が多いというオーストラリアの人々の特色は、「爆買い」層の観光客では利益に直結しない宿泊施設、レジャー施設などにとってうれしい客人と言えます。

まとめ

オーストラリアという国について、具体的なイメージをつかむことができたでしょうか? 日本とオーストラリアのつながりを知ることで、観光等の関わりはもちろん、インバウンドおよびアウトバウンド、そしてループバウンドへと歩み出すことができれば幸いです。

 

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