ポストミレニアル世代
1990年代後半から2000年生まれの世代のこと。生まれた頃からインターネットの存在は確立されており、スマホやSNSなどにも当たり前のように親しんでいることから「生粋のデジタルネイティブ」とも言われている。幼少期からデジタルの恩恵に受けているからこそ、デジタル機器を自由に使いこなし、ネットリテラシーも高いとされる。ブログやSNSなどで積極的な自己表現をする傾向にあるため、「自分らしさ」を突き詰めるとともに多様性にも富む。また、リーマン・ショック、増税や就職氷河期など不況の中で家族や地域が経済的困難に陥っている姿を目の当たりにしていたことから、将来を見据え、現実的かつ慎重派だとも言える。ミレニアル世代同様、海外旅行においては「コト消費」に重きをおき、インバウンド市場でもポストミレニアル世代を意識した施策が次々と取られている。