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2021年5月訪日オーストラリア人数まとめ/オーストラリアのコロナ現況と今後の国境再開について

By SCP編集部 in 速報 |

世界各地ではコロナのワクチン接種が着々と進められているが、感染力の強いインド型変異「デルタ株」の勢いが止まらない。各国は爆発的な感染を阻止するべく、国境の封鎖やコロナのワクチン接種の加速化などの対策を講じているが、新たに変異した「デルタ・プラス株」も確認されるなど、さらなる厳しい対応を迫られている。オーストラリアにおいても、国境閉鎖や渡航禁止令など厳しい措置によって、コロナの感染拡大を抑制してきたが、国内での「デルタ株」による新規感染者急増を受け、主要州ではロックダウンや厳格な外出禁止令を発令している。

オーストラリアのコロナ現況

国境封鎖措置や海外渡航禁止令などを敷くことで、比較的コロナの抑え込みに成功していたオーストラリアだったが、6月中旬にオーストラリアの最大都市シドニーにて「デルタ株」による市中感染およびクラスターが発生して以来、感染者数の増加が続いている。最も深刻な状況に見舞われているシドニー市が位置するニュースサウスウェールズ州をはじめ、他の州でもこの急速な感染拡大に歯止めをかけるべく、必要不可欠な買い物や通勤・通学以外などの目的での外出を認めないロックダウンを施行することで、事態の収束に乗り出している。しかし、非常に感染力が強いとされるこの「デルタ株」は感染者とすれ違った程度でも感染する可能性が高いとし、政府は今以上の感染拡大が危惧されるとの見方を示した上で、国民に対して、感染対策の徹底と協力を強く求めている。

オーストラリアの国境再開について

現在、オーストラリアの国境はニュージーランドのみ開放されているが、オーストラリアでのコロナの感染者数の急増を受け、ニュージーランド政府はオーストラリアとの相互往来を一時停止している。コロナの感染拡大前のオーストラリア国内では、専門家が次の国境封鎖解除対象国はどこになるのかと議論を交わしていた。6月10日、オーストラリアのモリソン首相はシンガポールとの間で、学生を優先対象とした隔離期間なしの国境を超えた自由渡航化に向けて協議していきたいと述べたが、いずれも両国のコロナのワクチン接種率と感染状況に大きく左右されるため、再開日など具体的な内容への言及は控えている。また、現在オーストラリアでは予断を許さない状況が続いていることから、政府は国境を開放することに、さらに慎重な姿勢を構えるとされ、引き続き観光関連業者や留学産業従事者などは苦境を強いられることになるだろう。

2021年5月訪日オーストラリア人数

日本政府は11月1日からオーストラリアを「上陸拒否および上陸時のPCR検査受診対象指定」から一旦解除したが、現在は上陸時のPCR検査などが再び必須となっている。そのうえ、コロナの感染対策として、14日間の隔離措置、そして査証免除措置適用の停止を講じており、オーストラリア政府も国境を跨ぐ海外渡航禁止措置を継続しているため、2021年5月の訪日オーストラリア人数は90人に留まった(対 2019 年同月比99.9%減)。また、オーストラリア国内でコロナの変異種ウイルスが確認されたことを受け、誓約書の提出や検疫強化の対象でもある。

JNTOシドニー事務所田中所長のコメント

5月には1年半ぶりに対面形式で開催されたメルボルンおよびシドニーのSnow Travel Expoに出展いたしました。例年の半分程度に縮小した規模での開催でしたが、来場者が熱心に情報収集をされているのが印象的でした。JNTOブースにも多くの方が来訪され、『渡航が再開したら、すぐにでも日本に行きたい』との声も多くいただきました。まだまだ、渡航再開時期の見通しが立たない状況ですが、日本の良質な雪質と訪日旅行について包括的なプロモーションすることができたと思います。

またJNTOでは定期的にオーストラリアの旅行関連事業者の皆さまと情報共有をしています。現在、インバウンド関連ビジネス創出の場として、オンライン商談などが主流になりつつありますが、現地エージェントの皆さまから『渡航や日本送客再開時期についての質問を受けることが多いが、明確な回答をすることが難しい』との話をよく伺います。また、短時間かつオンライン上でのやり取りですので、通訳を介した商談は好まれません。それらの点もご配慮いただきながら、実りあるオンライン商談にしていただければと思います」

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