実績紹介

日本産食材サポーター店と連携した日本産酒類フェアの企画・実施

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[クライアント]

ジェトロ・シドニー事務所

[実施期間]

2022年11月26日~2023年1月31日

[プロジェクトの背景]

オーストラリアにおける日本産酒類の普及・消費拡大を通じて、日本からの輸出拡大を目指すべく、オーストラリア国内の「日本産食材サポーター店」(※)と連携した日本産酒類プロモーションイベントを実施。イベント期間中の来店客に対し、日本産酒類を無料試飲提供するとともに、日本産酒類に関するコンテンツなども配布することで、日本産酒類に対する理解深耕や興味関心の喚起に繋げるのがねらい。



※日本産農林水産物・食品の海外需要を拡大し輸出促進を図るため、日本の農林水産省は日本産食材や酒類を積極的に使用/販売している、海外のレストラン/小売店を「日本産食材サポーター店」として認定する制度を設けている。この制度は農林水産省が定めた「海外における 日本産食材サポーター店の認定に関するガイドライン」に基づき運用。
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/syokubun/suppo.html

[タスク]

フェア名称「Kanpai Now! The Tastes of Japan」として事業を展開。フェア参加店15店舗との連携を図り、日本産酒類の選定調達、各店舗のフェア詳細企画・実施に加えて、日本産酒類の豆知識を提供するデジタルコンテンツの作成やフェアの告知・宣伝などの施策を遂行。運営事務局として、事業全体のコーディネーションを担った。

[結果]

参加店舗での試飲提供に加えて、フェア内容を集約した特設サイトの構築、SNS上の情報発信などの施策を複合的に実施し、円滑な事業運営を実施。特設サイトは約2カ月の公開期間だったが、ユーザー数は12,000人にのぼるなど注目度が高いフェアを展開し、日本産酒類の飲用機会創出や知識啓発に貢献した。また試飲参加者のうち、約5,000ものアンケート回答数を集計。日本産酒類の認知や興味関心度合いとともに、試飲体験後の態度変容を測定するなど、今後の効果的な事業展開への布石となるオーストラリア消費者への日本産酒類嗜好の可能性を探る貴重なデータが取得できたことも成果として大きい。

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