ビザ
渡航先の国が外国人に対し、その人物が保有する旅券(パスポート)が有効であり、一時的に(または永久に)入国を許可するために発行する証書である。ただし、ビザを保有しているからといって、必ずしも入国が保障されるとは限らない。あくまでも渡航前の事前段階における入国許可申請証明の一部であり、現地空港での入国審査の際に入国を拒否されるケースもある。種類は観光、学生、ワーキングホリデーや就労など渡航目的によって様々な種類があり、渡航先の国や地域によっては100以上の数や種類で細分化されている場合もある。また。その審査や発行も各国で異なる。一方、渡条件を満たすのであれば(主に観光目的や短期間での滞在など)ビザなしでも入国できる国や地域もある。イギリスのコンサルティング会社「ヘンリー&パートナーズ」によると、日本人が査証を保有せずとも入国ができる国・地域は実に191ヵ国もあり、世界最多である。(2020年1月)