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2021年3月訪日オーストラリア人数まとめ/オーストラリアのコロナ現況と今後の国境再開について

By SCP編集部 in 速報 |

オーストラリアをはじめ、アメリカ、イギリス、イスラエルなどの国でコロナのワクチン接種が円滑に進んでいるが、世界的にみるとその接種のほとんどが富裕国に集中しており、低所得国との格差が浮き彫りになっている。一方、世界各地が変異株による感染拡大という危機的状況に陥る中、特にインドでは1日の新規感染者数が40万人を超えるほどの状態が続いており、オーストラリアでは、インドからの入国を5月3日から禁止すると発表。現在、インドに約9,000人のオーストラリア人が滞在していると推定されているが、国境を越えてオーストラリアに入国した違反者には罰金もしくは禁固刑が科せられる。

 

オーストラリアのコロナ現況

オーストラリアではコロナの感染拡大防止のため、国境の閉鎖措置やロックダウンなどの厳しい措置を施行したことが功を奏し、コロナ前の日常を取り戻しつつある。国境を跨ぐ海外往来が停止している中、オーストラリア政府は大規模な観光業支援策を導入し、国内観光業復興を目指している。長らく、国内での市中感染をほぼゼロに抑え込んでいたが、4月19日、オーストラリアの最大州であるニューサウスウェールズ州と西オーストラリア州の入国者向け隔離ホテルにてコロナの感染が疑われるケースが発生。両州では感染経路の調査着手とともにホテルの従業員及び滞在者に対し、迅速な検査実施と自己隔離を求めていたが、隔離期間終了時点でのPCR検査結果が陰性結果であった人々の中にも感染者がいたとし、市中感染への発展を懸念している。また、これを受け、西オーストラリア州の一部地域には3日間のロックダウン施行とマスク着用が義務化された。

5月5日、シドニー市近郊でも感染経路不明の市中感染者が確認され、シドニー大都市圏を対象に公共交通機関などでのマスク着用の義務化や他家庭(屋内)への訪問者数を制限するなど、厳格なコロナ規制を再度発令された。この市中感染者から感染力の高いインド型変異ウイルスが検出されたため、州政府は最大限の警戒感を持って感染対策に臨んでほしいと州民に呼びかけている。

オーストラリアの国境再開について

昨年3月からコロナの感染拡大防止のため、オーストラリアでは国境の封鎖措置が施行されていたが、4月19日からニュージーランドと隔離なしでの双方向の往来が約1年ぶりに再開した。オーストラリアが次に国境を開放する可能性が高い国として、シンガポールや韓国、そして日本が挙げられていたが、4月18日、オーストラリアのモリソン首相は国境の閉鎖措置を急いで解除する意向はないとし、「世界の他の国々の現状とはかなり異なるわれわれの生活をコロナの危険にさらすようなことはしない」との見解を示している。オーストラリアでは英アストラゼネカ製ワクチンを中心としたコロナのワクチン接種計画は進めていたが、接種後に血栓を発症する稀な副作用が報告されていることを受け、50歳未満にはファイザー製コロナのワクチンを推奨する方針を打ち出した。この決定により、政府が今年末には全人口にほぼ全ての接種を完了すると掲げていた当初の目標も修正となり、世界中にコロナの変異種が拡大している状況を加味すると、オーストラリアが国境を跨ぐ海外渡航を解除するのはまだまだ時間を要するだろう。

2021年3月訪日オーストラリア人数

日本政府は11月1日からオーストラリアを上陸拒否および上陸時のPCR検査受診対象指定から一旦解除したが、現在は上陸時のPCR検査などが再び必須となっている。そのうえ、コロナの感染対策として、14日間の隔離措置、そして査証免除措置適用の停止を講じており、オーストラリア政府も国境を跨ぐ海外渡航禁止措置を継続しているため、2021年3月の訪日オーストラリア人数は50人に留まった(対 2019 年同月比99.9%減)。また、オーストラリア国内でコロナの変異種ウイルスが確認されたことを受け、誓約書の提出や検疫強化の対象でもある。

JNTOシドニー事務所田中所長のコメント

ニュージーランドへのビジネス渡航は順調に回復していますが、一般渡航という観点でみると、今は静観しつつ、スキーシーズン(6月~9月下旬)に備えているという印象を受けます。オーストラリアにおいては、コロナのワクチン接種の遅れなど不安定要素はあるものの、ニュージーランドとの「トラベル・バブル」が開始されたことで、次なる「トラベル・バブル」を期待する声は高まっています。今月から、オーストラリア政府が国内航空券の半額を支援する(対象路線・対象日等の制限はあり)キャンペーンを実施しているため、国内旅行は順調に回復基調を示しています。また、旅行時におけるスキューバーダイビング、スカイダイビング体験、サーフィンレッスンなどのアクティビティ支出金額も急増しているとの報告もありました。このように旅行意欲は衰えることはありません。日本には、伝統文化、日本庭園のような美しい自然、そしてバラエティに富んだ食文化など、オーストラリアでは体験できないコンテンツが豊富にあります。私たちはオーストラリア市場に向け、日本のさまざまな魅力を発信し、アプローチを実施しておりますので、ご一緒できることがあればぜひお声がけください

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