[クライアント]
国税庁
[実施期間]
2024年9月2日~5日
[プロジェクトの背景]
「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」に基づき、日本産酒類のさらなる輸出拡大を推進するため、海外市場における日本産酒類の認知度向上および販路拡大を目的とした取り組みを実施。本事業では、南半球最大の食品展示会「FINE FOOD AUSTRALIA」において日本産酒類プロモーションブースを設置し、日本産酒類関連事業者の出展を支援することを目的とする。
[タスク]
出展手続きや現地における酒類提供ライセンスの申請取得をはじめ、展示会のコンセプトおよびブランディングに基づいたブースデザインの装飾・施工までをトータルにサポート。さらに、酒類展示に適したディスプレイの設置、出品物の輸送から現地搬入・展示準備に至るまで、展示会に関わる一切の業務を細部にわたり担当。また、セミナースペースやバーを併設し、出品者の酒類を使用した日本酒カクテルを提供するなど、来場者の関心を高める施策を実施した。
[結果]
ブースの共同出品者は15社にのぼり、日本各地から日本酒や焼酎のみならず、リキュールやスピリッツなど、多様な日本産酒類が出品された。4日間を通じて、多くのバイヤーや業界関係者が絶え間なく来訪し、試飲をしながら出品者の説明に熱心に耳を傾ける姿が見受けられるなど、日本産酒類への関心の高さと市場拡大のポテンシャルが改めて確認された。また、各所で活発な商談が行われ、認知度向上にとどまらず、今後の販路拡大につながる有意義な出会いの場ともなった。