実績紹介

沖縄県産酒類製造業者の海外展開に向けた調査業務(2025年)

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本事業は、酒税軽減措置の段階的廃止や国内の出荷量減少という厳しい経営環境に直面する沖縄県の酒類製造業を対象に、自立的な経営基盤の構築と海外販路拡大を支援する目的で実施された。成長著しいオーストラリア市場において、現地消費者の動向調査および認知度向上を図る多角的なアプローチを展開している。 

オフライン施策では、現地最大級の日本酒イベント「Australian Sake Festival」や「Matsuri in Sydney」、主要商業施設「World Square」に専用ブースを出展。試飲を通じて現地の飲酒スタイルや食文化との相性を検証し、約1,000件にのぼるアンケート調査から、購買意欲や価格受容性に関する貴重な戦略データを収集した。 

オンラインでは、自社運営の日本産酒類ECサイト「Sake Selector」を活用したテスト販売を実施。イベント来場者をサイトへ誘導するシームレスな購買体験を提供し、約300点の販売実績を通じて実売における市場性を確認している。さらに、BtoB向けの取り組みとしてシドニー市内のレストランで現地インポーターや飲食店関係者を招いた試飲会を開催。専門家からのフィードバック収集やペアリング提案を行い、輸出展開に向けた課題の明確化と現地ネットワークの強化に努めた。 

これらの施策と並行し、SNSインフルエンサーやウェブメディアを活用した包括的なプロモーションをデジタル領域で展開。沖縄産酒類の持つ独自のストーリーを広く発信することで、現地市場におけるブランドイメージの醸成と継続的な展開に向けた足掛かりを築くものとなっている。 

実施施策一覧 

  • 大規模イベント・商業施設への出展と消費者調査 
  • 「Australian Sake Festival」および「Matsuri in Sydney」への専用ブース出展 
  • 商業施設「World Square」でのプロモーション実施 
  • 約1,000件のアンケート回収による味覚評価・購買行動・価格受容性の分析 
  • オンラインテスト販売とO2O施策 
  • 日本産酒類ECサイト「Sake Selector」での沖縄県産酒類特設販売 
  • イベント会場からECサイトへの送客による購買機会の創出と実売データの取得 
  • BtoB向け認知拡大と市場性検証 
  • 現地インポーター、ディストリビューター、飲食店関係者を対象とした試飲イベントの開催 
  • 専門家による商品フィードバックの収集と輸出課題の抽出 
  • 現地の飲酒習慣に適したペアリングメニューやカクテルレシピの検討 
  • デジタル・プロモーションとブランディング 
  • インフルエンサーを活用したSNSでの情報発信 
  • 日本文化・食に関心の高い層をターゲットとしたウェブサイトでのブランドメッセージ発信 
  • オンラインとオフラインを組み合わせた包括的なブランドイメージ醸成活動 

 

[クライアント]

内閣府沖縄振興局

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