By SCP編集部 in オーストラリア基本情報
日本のインバウンド市場は、2019年に過去最高の訪日観光客数3,000万人を達成してますます勢いを増しています。それに伴い、訪日外国人観光客向けに日本の観光スポットを紹介するメディアが急増しています。
JTB総合研究所の調査によると、訪日外国人旅行者のおよそ47.3%がスマートフォンを利用してインターネットから旅行商品の予約、購入をしています(※)。
そこで、訪日外国人は実際にどのメディア・ウェブサイトを利用して情報収集しているのでしょうか?訪日外国人旅行客へ向けた情報発信に適したおすすめのメディアをまとめてご紹介します。
※出典:https://www.tourism.jp/tourism-database/survey/2018/10/smartphone-2018/
インバウンドサイト16選
JNTO
日本政府観光局(JNTO)が運営する訪日外国人向けの観光サイト「JNTO」です。日本政府観光局(JNTO)は政府機関ということもあり、信頼性が高く、インバウンド向けのウェブサイトとしては最も有名なウェブサイトと言えます。全国の観光地情報はもちろんのこと、各地で開催されるイベントや移動手段など、訪日の際に必要な情報が全て揃っています。また、英語だけではなく中国語、フランス語などの14言語に対応しているのも、多くの訪日観光客が検索するウェブサイトのひとつである理由です。
ウェブサイト:https://www.jnto.go.jp
対応言語:英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、フランス語、ドイツ語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、ポルトガル語、ロシア語、イタリア語、スペイン語、アラビア語、
Matcha
訪日旅行者に向けて日本の情報を発信するWEBマガジンです。全国各地の観光スポット情報はもちろん、グルメ、お買い物、宿泊情報、有名観光地までの行き方、日本旅行前に知っておきたい便利情報まで、日本の観光情報を包括的に発信しています。注目すべきポイントは、9か国の対応言語のほか、「やさしい日本語」という言語選択が可能な点です。「やさしい日本語」に設定にすると、外国人にも読みやすい簡易な日本語が表示されているページを閲覧することができ、日本語の学習者も気軽に読むことができます。
ウェブサイト:https://matcha-jp.com
対応言語:日本語、やさしい日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)、タイ語、韓国語、インドネシア語、ベトナム語、
Time out -Tokyo
1968年にロンドンで創刊されたTimeOutのシティガイドの東京版です。世界39か国に展開しており、世界的に有名なグローバルメディアブランドのひとつです。グローバルで活躍している、「Time out (タイムアウト)」独自の目線で、日本の優れた ヒト・モノ・コト・コンテンツ・サービスを取り上げ、国内外に発信しています。
ウェブサイト:https://www.timeout.com/tokyo
対応言語:英語、日本語
japan-guide. com
エクスポート・ジャパン株式会社が1996年より運営する、インバウンド情報サイトのなかでの老舗のウェブサイトです。日本の旅行に関する情報だけではなく、日本での生活や文化などを、実体験を元に外国人スタッフが情報を発信しています。当サイトは、インバンドウェブサイトのなかでは珍しい、外国人スタッフによって運営されており、外国人の視点から日本を紹介していることで訪日外国人旅行客の間で共感を呼んでいます。
ウェブサイト:https://www.japan-guide.com
対応言語:英語、繁体字
Wasabi
「ワサビのように刺激的な情報を発信」をミッションにしており、日本のディープな文化、伝統文化から現代の日本流行まで、驚きと発見を取り揃えたウェブマガジンです。
ウェブサイト:https://wasa-bi.com
対応言語:英語、日本語
Lonely planet
旅行ガイドブックのシェア世界No1を誇る「LonelyPlanet」のウェブメディアです。書籍と情報が連動しており圧倒的な情報量を保持しています。また、コミュニティーでは、訪日旅行の際の不安や疑問などの質問を投稿し、参加者が意見を書き込める場も提供しています。
ウェブサイト:https://www.lonelyplanet.com/japan
対応言語:英語、インド英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、韓国語、ロシア語、ポルトガル語、チェコ語
All about Japan
より多くの人に日本好きになって欲しいという願いのもと、国外へむけて日本の情報を発信しているウェブメディアです。国内外在住の外国人ライターが外国人目線で、季節ごとのトレンドや見どころを取り上げており、コンテンツも豊富に掲載されています。
ウェブサイト:https://allabout-japan.com/en
対応言語:英語、简体中文、繁體中文、タイ語、韓国語
Tokyo Otaku Mode News
オタクグッズを販売しているオンラインショップ「Tokyo Otaku Mode」が運営しているウェブサイトです。日本で開催されるコスプレイベントのほか、最新アニメの紹介や限定グッズの販売などの情報を発信しています。日本のアニメや漫画などのポップカルチャーは非常に人気が高く、各地で開催されるコスプレイベントには多くの外国人が集結します。対応言語は英語のみですが、世界各地から日本のポップカルチャーの最新情報を得るため多くの方に利用されています。
ウェブサイト:https://otakumode.com/news
対応言語:英語
Wattention
和テンション株式会社が提供するウェブメディアです。ウェブメディアと同時に11ヶ国でフリーマガジン「WAttention誌」を発行しており、各国の現地スタッフが企画、制作、発行をそれぞれ手掛けています。
ウェブサイト:https://wattention.com
対応言語:英語、中国語(簡体字)、タイ語
TSUNAGU JAPAN
観光、グルメ、ショッピングや日本文化などの日本の情報を発信しているウェブメディアです。訪日旅行客が必要としている情報を「外国人の視点」で発信することを大事にしています。また、ウェブ以外のフェイスブックやユーチューブなどにも力を入れており、画像や動画を織り交ぜて日本の情報を世界に発信しています。
ウェブサイト:https://www.tsunagujapan.com
対応言語:英語、中国語(繁体字、簡体字)、タイ語
GO TOKYO
公益財団法人東京観光財団が運営している観光ウェブサイトです。東京を中心とした観光情報が主ですが、日本の文化を体験できるイベントやスポットを紹介しているページは外国人に非常に人気があります。また、ドイツ語やイタリア語など計10か国の言語にも対応しているのも訪日旅行者に人気なポイントです。
ウェブサイト:https://www.gotokyo.org/en/index.html
対応言語:日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語、タイ語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、フランス語
Tofugu
日本語学習者向けのブログサイトです。日本語学習に役に立つツールやリソースの提供だけではなく、日本文化についての王道から深堀した情報などを発信しています。また、写真ではなく可愛いイラストをベースとしたコラムが多く、それも外国人に人気な理由なひとつのようです。
ウェブサイト:https://www.tofugu.com
対応言語:英語
Japan Monthly Web Magazine
「JNTO」が運営する日本の観光情報サイトと同様、日本政府観光局(JNTO)が発行する多言語月刊Webマガジンです。日本文化を紹介する記事や、日本に関するトリビアなど日本に関するさまざまな情報を発信しています。
ウェブサイト:https://japan-magazine.jnto.go.jp/en
対応言語:英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語
Gaijinpot
日本への移住を検討している外国人に向け、仕事、学校や住居探しに必要な情報、さらに日本語学習に関する情報を提供しています。主に日本での暮らしを軸としたコンテンツを中心に、日本の観光についての情報も同時に発信しています。クラシファイドでは日本に住む外国人が不要になったものを売り買いできるサービスを提供しており、訪日外国人のコミュニティとしても機能しているようです。
ウェブサイト:https://gaijinpot.com
対応言語:日本語、英語
Japan Cheapo
香港をベースとする「Fast Train」が運営する日本情報サイトです。「Japan Cheapo」意外にも、「Tokyo Cheapo」、「 Hong kong Cheapo」「LondonCheapo」なども運営しています。特に「Tokyo Cheapo」は人気があり、60万人以上(※)の読者に利用されています。日本各地でのイベント情報、レストランガイド、観光・ツアー・旅行ガイド、買い物ガイド、宿泊情報など、日本に長期滞在の際にも使える生活に密着した情報を発信しています。
※出典:https://fasttrainltd.com/ja/#about
ウェブサイト:https://japancheapo.com
対応言語:英語
WeXpats Jobs
ウェブサイト:https://we-xpats.com/ja/job/as/jp/
対応言語:日本語、英語、スペイン語、インドネシア語、韓国語、
海外現地で利用されている訪日インバウンド向けサイト
オーストラリア
G’Day Japan!
G’Day Japan!はオーストラリア人に日本の魅力を発信する情報サイトです。日本の魅力を紹介することで、多くのオーストラリア人に”ジャパン・ファン”になってもらうことを目的としています。オーストラリア人に人気のスキーリゾートを初め、観光地情報、グルメ情報、日本の文化や流行などを英語で配信しています。登録ユーザーは3万人を超え、幅広い年齢層の方々から日本の情報を得るサイトとして支持されています。
ウェブサイト:https://www.gdayjapan.com.au
対応言語:英語
中国
日本漫遊
訪日中国人向けの日本の観光案内ポータルサイトです。観光スポット案内、ホテル・旅館の予約、ショッピングガイド、グルメガイド、レンタカーやタクシーの手配まで、多岐にわたり紹介しています。月間PV数は600万(※)をこえ、そのアクセスの85%が台湾、香港、中国本土からです。
※出典:http://www.e-japannavi.co.jp/about_ejnavi.shtml
ウェブサイト:https://www.e-japannavi.com
対応言語:中国語(簡体字)
台湾
樂吃購!日本
ジーリーメディアグループが運営する台湾・香港最大規模の日本観光情報サイトです。台湾人・香港人目線でコンテンツを作成しており、バイク用品店の紹介など台湾人のバイク好きを反映した記事など作成しています。
ウェブサイト:https://www.letsgojp.com
対応言語:中国語(繁体字)
Japaholic(ジャパホリック)
エキサイト株式会社と「愛客彩股份有限公司」が運営する訪日台湾人むけメディアです。「今よりもっと日本を好きになろう」をコンセプトに、日本のライフスタイルに興味のある台湾人女性に向けて、日本のグルメ・ショッピング・ファッション・美容などの最新トレンド情報を発信しています。
ウェブサイト:http://www.japaholic.com/tw
対応言語:中国語(繁体字)
タイ
Marumura
タイのバンコクをベースとする会社「47Ronin Co.,Ltd.」が運営する日本情報サイトです。タイからの訪日旅行客数は年々増加傾向にあり、2019年には131万9,000人の旅行客が訪れています。そんなタイ人が訪日前に利用する当サイトはタイでのプロモーションには注目のウェブサイトです。
ウェブサイト:https://www.marumura.com
対応言語:タイ語
ベトナム
WAppuri
アットグループが運営する訪日ベトナム人向けの日本情報ウェブサイトです。ベトナム人に関心の高い美容・健康、教育・子育て、ビジネスなどをテーマに情報を発信しています。読者が取り上げて欲しい内容をリクエストする機能やライターにコメントを送信する機能が内蔵されており、読者が知りたい日本の情報を発信しています。
ウェブサイト:http://www.wappuri.com
対応言語:ベトナム語
インバウンドサイトを活用したプロモーションの利点
インバウンドに特化したウェブメディアを利用するメリットは、ターゲットである日本に興味のある外国人または、訪日予定の外国人観光客に「旅マエ」から情報を発信することができる点です。
国内旅行に比べると海外旅行は渡航時間も渡航費もかかるため、入念に情報収集し、旅の計画を立てる訪日旅行客も少なくはありません。そんな旅行客へむけて、出発前に自社の情報をアピールするのは非常に大きな強みとなるでしょう。
また、ウェブメディアはSNSとの親和性が高く、インバウンドプロモーションにかかせないSNS でのプロモーションも併用することができるため、多くの見込み客を取り込むことができます。
インバウンドサイトを活用したサザンクロス ・プロモーションズのプロモーション実績
Inside sports
Inside sports はスポーツ好きのオーストラリア人から絶大な人気を誇るスポーツメディアです。紙面及びウェブにてオーストラリアのスポーツ情報を発信しています。
2019年のラグビーW杯に合わせて九州への観光客の誘致するために、ラグビーに関心のあるオーストラリア人の目に留まるようインサイドスポーツとのタイアップを実施しました。これにより、ラグビーが好きなオーストラリア人へ認知拡大することができ、潜在顧客の掘り起こしに繋げることができました。
本プロモーションについては、下記URLよりご確認いただけます。
THE SECRETS IN STORE AT JAPAN 2019 RUGBY WORLD CUP
Time Travel Turtle
阪神堺エリアへの観光客の誘致をするために、「Time Travel Turtle」にて阪神堺エリアの観光情報に関する記事を掲載しました。その他にも、ツイッターやインスタグラムなどへのコンテンツの掲載も実施し、認知拡大及び興味喚起を効果的にプロモーションすることができました。
本プロモーションについては、下記URLよりご確認いただけます。
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