GLOSSARY

国連世界観光機関 / 観光用語集

用語

国連世界観光機関

意味

159加盟国、6加盟地域、そして民間企業・観光関連団体・大学などが500超の賛助加盟員で構成され、マドリードに本部を設置している国連連合の専門機関。その前身は1925年にハーグにて設立された公的旅行機関国際連盟(International Union of Official Travel)であり、1970年に国際観光倫理憲章が採択されたことを受け、1975年1月に設立。2003年12月に現在の組織図へ格上げとなった。

観光分野においては世界最大であり、根本的な目的として観光による経済発展、人権の尊重、そして国際平和に貢献することを定めている。また、この目的を達成するため、1999年「世界観光倫理憲章」が採択された。主な活動内容としては地域や国に対しての観光政策や観光開発支援、観光情報を交換する場とした国際会議・セミナーの開催や持続可能性のある観光の推進などが挙げられる。唯一、国連世界観光機関のみが観光における市場・統計調査を実施することができる。

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