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2020年1月訪日オーストラリア人数データまとめ

By SCP編集部 in ツーリズムデータ |

昨年よりつづいている韓国市場からの訪日観光客減少の影響もあり、2020年1月の訪日外客数は266万1,000人(前年同月比1.1%減)だったと日本政府観光局(JNTO)は発表した。ただ、訪日オーストラリア人旅行者数は8万5,300人にのぼり、単月としては過去最高数を記録(前年同月比5.2%増)。日本を継続的に露出していたことに加え、新規路線開設による航空旅客数増加や各航空会社との共同キャンペーンなどの成果が実を結んだと言える。

日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計の集計・発表
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/index.html

JNTOシドニー事務所の田中所長のコメント

「具体的なプロモーション内容としましては、航空会社と共同での記者招請や、JNTO独自でメディアファムを実施しており、まだ知られていない地方(山陰地方や九州地方など)や東京オリンピックに関連しての露出、インスタグラマーを使った自然をテーマとした露出などを様々なコンテンツを継続的に発信しています。また、掲載する媒体に応じて、ご紹介の仕方を変更したことで幅広い層へのアプローチができたと思っています。航空会社との提携についてですが、就航前にはユーザー参加型のキャンペーンを実施し、ANAのパース就航周知に努め、直近のキャンペーンでは直行便で気軽に行ける日本をテーマにしたクリエイティブを作成し、SNSやウェブでの広告宣伝を実施いたしました。2月1日、シドニーで開催されたワールドトラベルエクスポ(*)では他国と比較して、日本ブースに多くの来場者の方がお越しいただき、訪日はすでに2〜3回というリピーター層も多かったので、訪日需要は持続しているという手ごたえを得ることができました」


*ワールド・トラベル・エクスポ
シドニー、メルボルン、ブリスベンなど全国12都市で開催されるオーストラリア最大規模の旅行博覧会。世界中の観光局や航空会社、ホテル、クルージングなどの観光関連団体・企業が出展。シドニーは2月1日、2日に催され、両日あわせ約1万4,000人の集客があった。

イベントレポートは→オーストラリア最大級の旅行博!「ワールド・トラベル・エクスポ」開催

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