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2021年4月訪日オーストラリア人数まとめ/オーストラリアのコロナ現況と今後の国境再開について

By SCP編集部 in 速報 |

新型コロナワクチン接種は富裕国を中心に普及しており、一時爆発的な感染拡大に見舞われたイギリスでは、一部の国や地域に限定して国境を開放し、海外旅行を解禁した。一方、変異株が猛威を奮っているインドでは、3日連続で新規感染者が40万人を超えるなど第二波が猛威を奮う状況が続いている。各国がインドとの国境の封鎖や渡航禁止措置をとるなど、変異株持ち込み感染の抑制に取り組むなか、コロナの抑え込みに成功していた台湾とシンガポールなどでも、変異株による新規感染者が急増し、国境の閉鎖やロックダウン(都市封鎖)などの規制強化に踏み切ったが、改めてコロナの封じ込めの難しさがあらわになっている。

 

 

■オーストラリアのコロナ現況

ニュージーランド以外の国・地域には国境を閉ざしているオーストラリアでは、5月初旬にシドニー大都市圏で約1カ月ぶりの市中感染が確認された。これを受け、該当地域を対象に公共交通機関でのマスク着用義務化など10日間にわたってコロナ規制を強化したが、幸いにも感染拡大の兆候はみられなかったため、現在規制は解除されている。当初、オーストラリアの連邦政府はコロナのワクチン接種について、少なくとも1回目のコロナのワクチン接種完了を10月末までと見込んでいたが、この接種計画に遅れが生じているため、国内での接種完了予想時期を2021年末に修正。また、隔離期間なしで州境移動するためには「ワクチン・パスポート」の提示を義務化することを視野に検討している。

■オーストラリアの国境再開について

現在オーストラリアでは、ニュージーランドとのみ隔離なしの往来が許可されているが、それ以外の国・地域に対して国境がいつ開放されるかは依然として不透明である。今年2月から開始されたコロナのワクチン接種が国境開放のカギを握ると期待されていたが、接種計画が大幅に見直されたことから、オーストラリアの最大手航空会社であるカンタス航空は10月31日から予定していた国際線の本格的な運航再開の時期を12月下旬まで先送りした。また、5月18日、オーストラリアのモリソン首相は「コロナのワクチン接種が完了したとしても、海外渡航規制を緩和するのにはまだ時期尚早だ」とし、国境の大幅な再開時期は2022年中旬になる予測だとの見解を示している。しかし、長引く国境封鎖措置によって大打撃を受けている観光産業や留学産業従事者からは、早期の国境再開を求める声が上がっており、オーストラリアの連邦政府と州政府の間でも国境の開放想定時期についてはまだまだ議論が続く模様だ。

■2021年4月訪日オーストラリア人数

日本政府は11月1日からオーストラリアを「上陸拒否および上陸時のPCR検査受診対象指定」から一旦解除したが、現在は上陸時のPCR検査などが再び必須となっている。そのうえ、コロナの感染対策として、14日間の隔離措置、そして査証免除措置適用の停止を講じており、オーストラリア政府も国境を跨ぐ海外渡航禁止措置を継続しているため、2021年4月の訪日オーストラリア人数は100人に留まった(対 2019 年同月比99.9%減)。また、オーストラリア国内でコロナの変異種ウイルスが確認されたことを受け、誓約書の提出や検疫強化の対象でもある。

■JNTOシドニー事務所田中所長のコメント

「先日、カンタス航空が国際線の再開を年末に見送るとの報道がありましたが、ヒアリングをしている限りでは、現地エージェントへの影響はあまりないように感じます。前向きなオーストラリア人らしく、『政府の発表も状況によっては前倒しになる可能性があるので、いつでも準備をしている』との声を聞いています。また、先日行われたSnow Travel Expoでも、『国境が解放されたら、ぜひ日本に行きたい』と訪日に積極な方にたくさん来場いただきました。コロナ前と比較しても、訪日需要は衰えておらず、むしろ海外旅行への意欲は高まっています。

私たちもオンラインメディアや在日オーストラリア人ジャーナリストを活用し、旅行先としての日本の認知度向上、そして訪日意欲の維持につながる情報発信に力を入れています。また、日本側の皆さまにもご参加いただけるオンライン上での商談会も計画していますので、時期がきましたら、あらためてお知らせいたします」

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