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「インバウンド」と「アウトバンド」意味の違いとは?観光業におけるインバウンド・アウトバンド

By SCP編集部 in オーストラリア基本情報

東京オリンピック・パラリンピックに備え、様々な業界が盛り上がりを見せるなかで、「インバウンド」「アウトバウンド」というという言葉をよく耳にします。

これらのフレーズは最近よく使われるようになってきましたが、正確な意味を理解している人は多くないかもしれません。

本記事では、観光業や広告業、IT業など、幅広い業界で使われる言葉「インバウンド・アウトバンド」を解説します。

 

インバウンドとは

  1. 帰りの、本国行きの、の意。⇔アウトバウンド。
  2. 転じて、電話が外からかかってくること。問い合わせの。⇔アウトバウンド。
  3. コンピューターネットワークや通信分野における、外から中へ、の意。⇔アウトバウンド。
  4. 《「インバウンドツーリズム」の略》外国人の訪日旅行。また、訪日旅行客。⇔アウトバウンド。

参照:goo辞書

観光業界では外国から日本へ来る事を指します。例えば、訪日外国人が日本のさまざまな地域や観光名所を巡り、日本文化を体験する旅行は「インバウンド」になります。

その他にも、テレマーケティング業界では「電話を受信すること」を意味します。

広告業界では、相手に煩わしさを感じさせずにコンテンツの有益さによって消費者を惹きつけるマーケティングを指します。例えば、ブログやインスタグラムなどで配信するコンテンツで自然と消費者を惹きつけ、さらに(有料の)コンテンツやサービスを利用したいと感じるように促すマーケティング手法です。

IT業界ではある機器やシステムから外へ接続要求やデータを送ることをアウトバウンドトラフィックまたはアウトバウンドデータ、アウトバウンド接続と表現します。

 

アウトバンドとは

  1. 外国行きの、出て行く、の意。⇔インバウンド。
  2. 転じて、勧誘・案内などの電話を外へかけること。「アウトバウンド業務」⇔インバウンド。
  3. コンピューターネットワークや通信分野における、中から外へ、の意。⇔インバウンド。
  4. 《「アウトバウンドツーリズム」の略》海外旅行。また、海外旅行客。⇔インバウンド。

参照:goo辞書

観光業界においては自国から海外への旅行者、また海外旅行そのものを意味します。

「アウト」という言葉からイメージできるように、内から外へ流れていく意味合いです。テレマーケティング業界では、個人や会社自らが宣伝のために電話を発信することを意味します。

広告業界では個人や会社自らが宣伝を積極的行なっていることを指し、テレビCMやダイレクトメール、ウェブ広告や電話勧誘など「自分の意志に関係なく目や耳に入る宣伝」のことを指します。

IT業界では「通信・トラフィック・データ」などが内側から外側へでるという意味で使われます。

 

インバウンドの現状

日本政府のホームページによると、我が国は自然・文化・気候・食という観光振興に必要な4条件を兼ね備えた世界でも数少ない国の一つであり、これらの豊富な観光資源を真に開花させることにより、裾野の広い観光を一億総活躍の場とすることが可能とのこと。

また、観光は「地方創生」への切り札、GDP600兆円達成への成長戦略の柱であり、国をあげて観光を日本の基幹産業へと成長させ「観光先進国」という新たな挑戦に踏み切る覚悟が必要との意向を示しています。

このため、政府は我が国の豊富な観光資源を磨き上げ、外国人にもわかりやすく伝えていく必要があると述べています。さらに、CIQや宿泊施設、通信・交通・決済等といった受け入れ環境整備を早急に進める必要があります。

政府の設定する具体的な目標は、訪日外国人旅行者数については2020年に4000万人2030年に6000万人を掲げ、訪日外国人旅行消費額は2015年の二倍を超える8兆円を2020年に、2030年には一人当たり単価を25万円に到達させ全体で15兆円を目指しています

出典:観光庁

 

アウトバウンドの現状

日本政府は、若者のアウトバウンドの割合を増やす方針を掲げています。

イギリスやアメリカ、オーストラリアをはじめとする海外の国々で「ギャップ・イヤー」という文化が深く定着しているのに対し、日本はでは海外に関心を持つ若者の割合は多くはありません。

海外の若者の中で主流となっている「ギャップ・イヤー」とは、大学等の入学や進学、就職などの節目に国外の一箇所または複数箇所に長期滞在することで「海外体験」をする慣行のことで、若者の間では自分自身の人生設計について考察し就職にも役に立つ知識や経験を積む機会として認識されています。

日本でも、積極的にアウトバウンド として海外へ出向く若者の間では共通の目的意識を持っている者も多いですが、一方で民間調査では海外滞在や活動を回避する傾向が強まっているとの分析もなされています。

しかし、海外経験に置ける最大のメリットとして、「異文化コンピテンス」を取得できることが挙げられます。

※異文化コンピテンスとは、文化の違いを理解し、感情的にならず適正な行動を起こす能力で、異なる文化の相手に適切なコミュニケーションができるようになります。

 

成長率の高いインバウンドビジネス

国連世界観光機関(UNWTO)の国際ツーリズム統計によると、日本は2017年時点ですでにトップ10入り一歩手前のランキング12位。観光収入では10位にランクインしています。特に、訪日中国人の「爆買い」が日本における観光収入に大きく貢献していると考えられます。また、2021年に開催を予定しているオリンピック・パラリンピック開催もあって今後の観光収入の増加が期待できるでしょう。

出典:国連世界観光期間(UNWTO)

 

インバウンド対策のはじめ方

インバウンドの対策をはじめる際の手順をご説明したいと思います。

  1. 市場分析でしっかりと自分の市場を把握する
    まずはとにかく大事な事前準備。どこの国をターゲットにするかによってプロモーションの際に使用する言語も変わってきますし、もちろんニーズも変わってきます。
  2. ターゲット設定やマーケット調査、プロモーション予算設定をする
    ターゲットの特性、特に年齢によってプロモーションの内容や方法が変わってきます。しっかりと調査し定めておくことが大切です。
  3. プロモーション会社に相談する
    全くどこから手をつけたらいいのかわからない…という場合は、プロフェッショナルに頼るのも一手段。自身で手探りの中莫大な時間と資金を投資して無駄になってしまった、という結果にならない為にも効果的な選択です。

詳しい対策方法はこちらの記事をご参照ください。

 

市場調査

訪日外国人客へのプロモーションにはそれぞれの国の文化・環境を理解する必要があります。

例えば、オーストラリアでは長期での休暇を取得する文化が根づいています。実際に、訪日オーストラリア人の20%が1ヶ月以上の長期滞在傾向があります。そのため、オーストラリア人に向けてプロモーションを実施する場合は、長期滞在に適した宿泊プランやディスカウント情報を含めることで興味を引くことができます。

このように、国が違えば、訴求できるポイントも変わってきます。それぞれの国の文化、環境を理解し、効果的なプロモーションを実施しましょう。

その他、プロモーションをする前に知っておきたい、「自社サービスの強み」や「競合他社」についてはこちらをご参照ください。

 

インバウンドマーケティングのプロに任せる

インバウンドマーケティングの担当者がプロの力を借りることで、多くの時間を節約でき、自身で始めるよりもより効果を発揮することが出来ます。特に外国人を相手にするので、プロモーションをかけたい内容を英語にするところから始めなければなりません。

サザンクロス・プロモーションズはオーストラリアシドニー現地にオフィスを構えて長年、日本のインバウンドに携わってきたことで、オーストラリアローカルとのコネクションやプロモーションのノウハウ、経験があります。

サザンクロス・プロモーションズ

サザンクロス ・プロモーションズ はオーストラリア市場に特化したプロモーション会社です。シドニーにオフィスを構え、オーストラリア市場への進出、プロモーションのサポートサービスを提供しています。

詳しいサービス内容はこちらをご参照ください。

ローカルメディア

インバウンド=海外から日本国内への旅行者、つまり彼らは旅行メディアに頼る可能性が高いです。ここで旅行メディアを使用したインバウンド対策をしておけば大きな効果が期待できます。

現地で影響力のあるメディアへの広告またはタイアップ記事を出稿をすることで、狙っているターゲットに確実に情報を届けることができます。

ローカルメディアを活用したプロモーションは認知拡大・行動喚起に非常に効果的ですが、様々な媒体の中からターゲットにそった適切なメディアの選定は慎重に検討を重ねる必要があります。

オーストラリアのローカルメディアについて詳しくはこちら⇨https://www.scpromo.com.au/australia-promotion-marketing/6367

新聞

ターゲットの年齢や特性によっては効果的な新聞を活用したプロモーション。インバウンドプロモーションと言えばウェブメディアやソーシャルメディアといったディアを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。近年、オンラインへの移行が急速に進んでいるのは周知の事実ですが、ベイビーブーマー(50代〜70代)やジェネレーションX(40代後半から50代)などマスメディアを好む世代には新聞は効果的なプロモーションです。

オーストラリアの新聞について詳しくははこちら⇨https://www.scpromo.com.au/basicinformation/5966

テレビ

日本では、YoutubeやNetflixなどの動画ストリーミングサービスの普及とともに、若い世代を中心に「テレビ離れ」の傾向にあると言われています。しかし、オーストラリアでは依然としてテレビ視聴習慣が根付いています。オーストラリア人のテレビ視聴週間に関する調査では、18〜24歳の若年層のおよそ3分の2は日常的にテレビを視聴しているなどオーストラリア人のテレビ好きがうかがえます。

このように、オーストラリアでのテレビを活用したプロモーションは多くの人の目に止まることを考えると、認知度の向上にはとても効果的な手法です。

オーストラリアのテレビについて詳しくはこちら⇨https://www.scpromo.com.au/australia-promotion-marketing/4724

 

出典:Nielsen “Screen Time Still an Australian Pastime”

インフルエンサー

インフルエンサーを活用した施策は、従来の広告に比べユーザーからの信頼が高く好意的な情報として受け入れられやすい傾向があります。

インフルエンサーを活用したプロモーションはローカルメディアとのタイアップ同様に、インフルエンサーの選定が非常に重要です。適切ではないインフルエンサーを活用したプロモーションを実施してしまうと、ブランドのイメージを崩してしまう可能性があるので注意が必要です。

オーストラリアのインフルエンサーについて詳しくはこちら⇨https://www.scpromo.com.au/basicinformation/6895

インフルエンサー招聘実績

オーストラリア出身のプロサイクリスト、ティファニー・クロムウェル(Tiffany Cromwell)氏を「サイクリングしまなみ2018」に合わせ、愛媛のファムトリップ(FAMトリップ)に招聘。

オーストラリアで影響力のあるプロサイクリストをインフルエンサーとして起用することで、しまなみ海道の魅力を効果的にオーストラリア人に発信することができました。自身のインスタグラムのストーリーズでは平均いいね約1,000に達し、好意的な反応を得ることができました

【掲載ページ】
https://tiffanycromwell.cc/global-wanderer/japan/the-cycling-shimanami-experience

 

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